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vongaku『球体に言葉を綴るカラス』

 

よければvongakuのサイトにq羽pさんのコメントも載せたいです。

 

初めてのコメント依頼をParanelさんから頂き、文才の無い自分の頭で考え抜いて書き上げたのがこれでした。

 

刺激と快楽です。笑

結局、第二章は残念ながらありませんでしたが、、自分にとってvongakuは今でもこの上なく愛おしい存在です。


初めて彼らに触れた時、この世に存在しない世界を見せられた気がした。

 

Geskia!の音が神経伝達機能を刺激し、覚醒と同時に異次元空間へ。

choriの詩がそこから現実を見せつけ、脳に生きた言葉を埋め込み。

そしてParanelの歌が、表に出ることのなかった心の声で傷を癒してくる。

 

やがて彼らが創り出したこの世界はいつしか中毒性を生み、現実逃避しようとする僕らのそばから離れようとしない。

いや、、離れようとしないのは、僕ら自身なのかもしれない。

 

なぜなら僕らは、刺激と快楽を欲しがる生き物だからだ。

Geskia!がいたvongakuが第一章の“刺激”だとするならば、これから始まる第二章は、“快楽”になることだろう。

実際、このアルバムに収録の鴨川での4曲は、第二章へのプロローグ曲であり、choriとParanelが羽化する瞬間だったりもする。

 

抜け出した今、魅力ある彼らの後を追う僕らがいる限りvongakuは永遠に進化をし続け、そして忘れられない存在となっていくのだろう。

(どんな快楽を与えてくれるのか、楽しみでならない。)

 

 

 

「数百億光年向こうの星」

 

「深海魚」